様々な病気を改善するために病院を受診しよう

Slim women

食事療法で

腎臓病のかげに糖尿病あり

腎炎や腎不全の多くは、糖尿病や高血圧が引き金となっており、これらの基礎疾患で血管が弱くなったところに、タンパク質の過剰摂取などで腎臓の機能を酷使し続けたことにより、腎臓のろ過機能が弱り、腎炎、腎不全などの慢性腎臓病につながっていきます。 最悪、腎不全になってしまった場合は、老廃物や塩分を体外へ排出することができなくなってしまうため、透析が必要となります。透析が必要な場合は毎日透析を行うわけではないので、排出できない分、厳密に摂取する水分、塩分、タンパク質などの制限が行われることになります。 2013年における日本全国の透析患者は30万人以上おり、年々その数は増加しています。また、透析にまで至る慢性腎臓病の45%は糖尿病が原因であり、今後糖尿病から腎臓病に発展する患者は増加の一途をたどると言われています。

食事療法が必須の治療法です

腎臓病の場合は、透析等必要な治療と並行して食事療法を行うことが必須の病気です。食事療法のポイントは、水分、ナトリウム、カリウム、タンパク質の量の制限で、病状によってその制限量は異なっています。 入院中は病院において管理栄養士によりしっかりと管理された食事が提供されますが、退院し、自宅に帰れば、自分自身で食事療法を続けなければなりません。もちろん、退院前に食事療法の指導は受けますが、毎日の食事で行うことは想像よりも大変なことであり、家族の協力も必要になってくるでしょう。 独居の方や料理を作ることが難しい高齢者の方、食事制限の厳しい方などには、1食千円程度で制限の度合いに合わせた腎臓病食を配達してくれるサービスもあります。 糖尿病でも腎臓病でも食事療法が必須の治療法です。大変さもありますが、笑顔で食事ができるよう、上手に付き合っていきましょう。